がんちむの備考帳

身近なことを一生懸命考えると、どうでもいいことがどうでもよくなくなったり、どうでもよくないことがどうでもよくなったりします。

2015-08-01から1ヶ月間の記事一覧

不思議の国のチョルス 中編

韓国からやってくる友人、チョルスを迎えるにあたって心得ておかなければならないこと。 第一に、彼はとにかく人を集めたがる 第二に、彼は遠慮をしない 第三に、彼はドがつくスケベである 今日は二番目について。 ②彼は遠慮しない。 大学生の懐事情には厳し…

不思議の国のチョルス 前編

ある日、チョルス(仮名)から連絡がきた。 彼は年上の韓国人の友人で、韓国から時々連絡をよこしてくる。 今回の内容は、来月に日本に行くから空港まで迎えに来てほしい、とのことだった。 チョルスとは学生時代に日韓の学生交流事業で出会ったのだけれど、…

ドッペルゲンガー

先日、学生時代の友人であるサチエ(仮名)からLINEでメッセージがきた。 「がんちむ~!そっくりな人が今目の前通り過ぎてったからLINEしちゃった!笑」 私は福岡県の出身だが、県外の大学に進学し、四年間一人暮らしをしていた。彼女とは大学でゼ…

向き不向き

以前買っておいた、C言語の入門書を早速読んでみた。「はじめに」とあるページから読んでみるが、「人によって向き・不向きがある」なんていきなり書かれているものだから、私は少々臆することになった。そこんとこをわかりやすく教えてくれるんじゃないの…

足るを知る

私は優柔不断である。自分で何かを決めることが苦手だし、何かを提案されても、すぐに決断を下すことができない。たいして重要でないことでも、その決断をしたことで後々どういうことになるのかをいちいち考えてしまう。例えば、友人から食事の誘いを受けた…

ジュラシック・ワールド

ジュラシック・ワールドを観た。以前から、ぜひ観たいと思っていたので今回ようやく念願かなったわけだ。ジュラシック・パーク公開から21年。私は当時、まだほんの小さな子供だった。この前テレビでも放送されていたが、それを観ながら私は、名作は時代が…

救世主はかく語りき

暑い。いや、夏だから当たり前と言えばそれまでなのだが、今年の夏はちょっと異常じゃないかと思う。何やら東京の方では観測史上最長の7日連続猛暑日を記録したらしい。小学生の頃の私なら、夏はこうでなくっちゃ、などと諸手を挙げて喜んでいたかもしれな…

言い回しって大事

もし知人の浮気現場にばったりと遭遇してしまったら・・・。幸いというべきか、私にはそのような経験はないし、今後もないことを願うばかりだが、こんなとき、一体どう対応すればいいのだろう。ある本を読んだことがきっかけで、そんなことを少しだけ考えた…

映画鑑賞 幸せの意味を考える

人はどこまで社会から隔絶された環境で、己の力だけで生きてゆけるのだろうか。私は人付き合いが得意な方ではないし、できることならなるべく一人で時間を過ごすのが好きなタイプの人間だが、とはいえ、この社会で生きていくには、少なからず他人と関わって…

新たなる挑戦

ふと、プログラム言語を勉強してみたいと思った。現代はネットの時代だし、生活のあらゆる場面でコンピュータの世話になっている。仕事にしろ、日常生活にしろ、私にもある程度の知識があれば今後何かの役に立つかもしれないと、誰もが考えそうな安易な気持…

又吉大先生

又吉直樹さんの『火花』を読んだ。芥川賞受賞作という、世間の流行にあっさりと私も乗っかったわけだが、よっ、大先生!そんな言葉も冷やかしに思えなくなるくらい素晴らしい作品だったと思う。素晴らしいなんて陳腐な表現で申し訳ないけれど、実際そう思っ…

不安の中の若者たち

しばらく前のことだが、NHKのEテレで、「白熱教室」という番組を見ていた。海外の一流大学の講師が、毎回違ったテーマで講義をする様子を撮影した教養番組なのだが、私がそのとき見ていたのは、「ソウル白熱教室」というシリーズの一つで、韓国の最高学府で…

宇宙旅行

先日、日本人宇宙飛行士の油井亀美也さんが、ロシアのソユーズロケットで宇宙へと飛び立った。日本人宇宙飛行士に限った話ではないが、このような宇宙の話題を見聞きすると、いつも思うことがある。宇宙旅行に行きたい。私は子供の頃からガンダムなどのSF…